三高みんなの食堂試食会へ
三本松 メガネのカワイ 店長ブログです。
木曜日に、三本松高校の食堂の試食会があったので参加してきました。
2020年にスタートした「三高みんなの食堂」です。
学校の食堂といえば うどんやカレーが定番ですが、生徒数が減少している近年では
どこの学校も運営が厳しくなっていて、PTA会費などから赤字を補填しているのが
現状です。そのような中、三本松高校では生徒が主体となり地元の農業法人と運営
して上手くいっているようです。
メニューは日替わり定食400円のみ。(お弁当や唐揚げの販売あり)
食券は前日から朝までに買ってもらい、その数しか作らないとか、規格外で市場に出せない
野菜を積極的に使ってもらうなどしてコストダウンしています。
この日はチキン南蛮でしたが、お世辞抜きで本当に美味しかったですよ。ご飯を大盛にすれ
ばよかったです。鶏肉以外はすべて地元で採れたものと仰っていました。生徒さんの畑で採
れた野菜を食べて欲しいということで、普段より小鉢が1つ多くついていました。
木曜の昼・夜、土曜と分散しての試食会になりました。
この日は保護者の方だけではなく“未来の三高生”となる小中学生も多く参加があり
賑やかでした。
たまに地域の人気店の特別ランチがあるそうです。卒業生のシェフたちが採算度外視でふるまう
ランチなので、いつも以上に売り切れるのが早いでしょうね。
素晴らしいのは学年たった4クラスの小規模校でありながら、すでに黒字化されていることです。
週末の部活の試合に弁当を販売したり、地域のマルシェに出店したり、また今後は登録すれば
地域の方も利用出来るようにするなど計画されています。
この活動で多くの賞を受賞されています。
<畑チーム> <メニュー開発チーム> <広報チーム>など7つのチーム総勢60人ほどの
生徒さんが部活とは別に自主参加されているそうです。
中でも高校生ボランティアアワード2022の【さだまさし賞(大会委員長賞)】が輝いています。
以上、定員減や東讃地域の高校統廃合など暗い話題が多い中、キラリと光る三本松高校の
取り組みのご紹介でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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