子供のメガネ 選び方 1
学校で視力測定が行われる季節。
お子様がメガネを掛けるようになったら、買いに行く前に予備知識というか簡単にではありますが、メガネ
の選び方を書きたいと思います。まず、あまり価格優先で決めないほうが良いです。
大手チェーンのチラシを見ると、レンズ付きで1万円そこそこで子供用メガネが掲載されています。
全部ダメとまでは言いませんが、形状記憶にしろ樹脂フレームにしろやたらと軟らかくてフニャフニャ
したのが多いです。軟らかいものは型崩れしにくいともいえますが、その前にお顔に対してきちんと
掛かりません。そんなメガネの調整を頼まれることもしばしばですが、何とかして差し上げたくても
どうにもならない場合が多いです。おまけにサイズ選びも適当ですから、ズレ放題です。適当って
言うと語弊がありますが、そんなに商品の点数がない中でされているので、少々合わなくてもそれで
販売してしまうのです。子供のメガネというのは数多く出るものではないので、そんなに置けないのです。サイズがとても重要です。
小さすぎるとこめかみの所を圧迫し、痛くなったり、メガネが押し出されてズレます。
大きるすぎとズレますし、鼻と耳に負担がかかるので鼻が痛くなりやすいです。
小学生の近視のメガネでしたら、少しでも長く使えるように少し大きめのサイズで選んであげると良い
と思います。テンプルの長いのは5ミリから1cmほどカットさせていただきます。長くといっても4年は
無理でしょうね。1年生と5年生ですから…
幼児期の遠視・乱視・弱視の治療用メガネでしたら、サイズ選びがすごーく大切です。
近視のメガネのように黒板が見にくいから掛けるというのとは全く意味合いが違い、視力を育てていく
ために掛けるものですから、ズレて鼻メガネになっているのでは意味がありません。
幸い給付制度がありますから現状のサイズにきちんと合ったものを選び、小さくなったら買い換えましょう。
サイズとは普通、お顔の横幅ですが、それだけではなく、レンズから耳に掛かるまでの距離もあります。
カワイでおすすめしている、
「SEIKO こどものくに」
「増永眼鏡 コーキ」
「シャルマン テクノフレックス」
などは42・44という横のサイズ、130・140というテンプルのサイズも3サイズほどご用意できますので、
どなたにでも適合すると思います。上に書いたような安いフレームだと横のサイズは2種類(1種類だけのも)
あったとしても、テンプルの長さを交換するというのはまずないですね。数種類のパーツを在庫するという
のはそれだけでもメーカーさんの負担になりますからね。
顔が細くても奥行きがある、顔が大きく見えても耳まで距離が短いというお子様は結構いらっしゃいますよ。
実はカワイでも1万円の子供用はありますが、おすすめはしていません。予備としてなら充分ですが…
上記のおすすめのシリーズでしたら、
SEIKO 薄型非球面レンズ付きで 23,000円~27,000円です。
あまり長くなりすぎると、読んでいただけないような気もするので、2,3日に分けて書きたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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