1993年の高校野球を振り返る
三本松 メガネのカワイ 店長ブログです。
三本松高校が初戦を突破し、明日3回戦を戦います。
対戦相手は初戦に引き続き強豪の坂出商業。
今日のブログは三本松高校21年ぶりの甲子園出場を願って、前回出場した1993年
の高校野球を振り返ってみたいと思います。
1993年(平成5年) 香川県大会 三本松高校の戦績
二回戦 7-1 高 瀬
三回戦 1-0 飯 山
準々決 5-2 高松西
準決勝 4-1 尽 誠
決 勝 2-1 丸 亀
県予選は、ほぼ全試合ロースコアの接戦を制して優勝しました。
尽誠学園とは大変相性が悪く、前年もベスト8で跳ね返されて涙を飲んだのですが、
この年は敵失につけ込んで得点を挙げリベンジしました。
エラーした尽誠の選手の名前もよく覚えています。高校野球とは残酷なものです・・・
決勝の丸亀高校との試合がUPされていました。
敗れた丸亀高校の加藤主将の「僕達の分まで甲子園で頑張ってきて欲しいです」
という言葉が印象的です。
香川・三本松 (9年ぶり2回目)
甲子園初戦は千葉県代表の市立船橋高校と対戦。
私もアルプススタンドで制服を着て応援していました。
三本松高校のスタメン
(遊)杉 本
(左)永 峰
(中)蔵 本
(捕)小 北
(投)高 田
(三)楠 田
(二)岸 下
(一)入 砂
(右)近 藤
0-0で迎えた8回表 三本松は2番・永峰さんのセーフティバントなどで2アウト満塁のチャンス
を作り、バッターは5番・高田さん。強烈なライナーを放ちましたが、三塁手の正面をつき、得点
を挙げられませんでした。あの打球が抜けていれば・・・
その裏に2点を先制され、0-2でゲームセット。
この時の市立船橋の2年生エース・小笠原孝投手は明治大学を経て、中日ドラゴンズへ入団。
最近まで長らく活躍しましたので、ご存知の方も多いと思います。
結局、市立船橋はベスト4まで勝ち進みました。
さて、この93年の75回大会からは多くの名選手が誕生しています。
まずは宇和島東(愛媛)の平井正史投手。
2回戦で桐生第一に敗れましたが、オリックスにドラフト1位指名され、2年目から大活躍。
イチロー選手などとともにオリックス黄金時代を築きました。また、バッテリーを組んだ橋本将捕手
も翌年ロッテに入団し、2005年の優勝に貢献しました。
この時の監督は、現・済美高校の上甲氏。
同じく四国の徳島商業からは川上憲伸投手。(ベスト8)
明治大学を経てドラフト1位で中日ドラゴンズへ入団。長らくエースとして活躍しました。
修徳高校(東京)の高橋尚成投手は、駒澤大学-東芝を経てドラフト1位で読売ジャイアンツ
入団。(ベスト8) 現在は横浜ベイスターズ所属。
春日部共栄高校(埼玉)の土肥義弘投手。(準優勝)
プロでの実績は上の投手に劣るものの、今大会で最も印象に残った投手ではないでしょうか。
プリンスホテルを経て西武、横浜で活躍しました。ジャイアンツキラーで有名でしたね。
近大付(大阪)の金城龍彦投手。
今大会は初戦敗退でしたが、とにかく球が速く、印象に残っています。
金城選手はプロ入り後に野手転向し、首位打者を獲得するなど長く活躍しています。
甲府工(山梨)山村宏樹投手。翌年、阪神にドラフト1位入団。
その他にも常総学院(茨城)の金子誠、育英(兵庫)の大村直之、東北(宮城)の嶋重宣、
堀越(東京)の井端弘和などプロ野球でも長らくレギュラーとして活躍した選手が数名。
今日ご紹介した選手の中で、平井、川上、高橋、金城、金子、井端の各選手はまだ現役です。
高卒20年!すばらしいことですね。
最後に、出場校に目をやると、今でこそ常連の青森山田高校が初出場した大会でした。
以上、高校野球の懐かしいお話でした。
今回、触れていませんが、土肥投手の春日部共栄を破って優勝したチームはどこでしょうか?
すんなり出てくる人は、相当な高校野球ファンと言えるでしょう!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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