集音器と補聴器は似て非なるもの
三本松 メガネのカワイ 店長ブログです。
きのうは、香川県高校野球強化のための招待試合が開催されました。
今年は大阪の強豪・履正社高校を招いて英明・三本松・高松南・丸亀城西の4校と対戦します。
第1日目の結果
履正社 2-0 英 明
履正社 6-5 三本松
惜しかったですね。
夏の予選まであと少し。ケガしないように頑張ってください。
少し前ですが、鳴門方面に行っていた時に、海がきれいでしたので1枚。
さて、日曜日は私の仕事のことを思い出していただく曜日となっております。
お昼をいただきながら、新聞折込を流し見ていると、こんなチラシが目につきました。
「小さくてもよく聞こえる」
耳かけ集音器 1780円 (税込1922円)
見た目は補聴器そのものですし、街中でこれを着けてらっしゃる方がいたら、私でも集音器とは
思わないかもしれません。しかし、これは2000円弱であるのに対して、当店で販売している
耳掛け型補聴器は、安くても58000円(非課税)します。
「何が違うの?」というご質問もよくいただくので、その違いをいくつか書いておきます。
その前に、ここだけはツッコませてください(笑)
電池寿命がたったの24時間!
もしこれを毎日起きている間ずっと使う方(着けてられないと思いますが)がいらっしゃったら、
2日目で電池が無くなってしまいます。
PR44の電池は、昨今小型化された補聴器にはあまり使われなくなりました。
その最も大きな電池を使って、2日ごとに電池を換えていたら・・・
電池代が月に約4000円、年間でおおよそ50000円も掛かってしまいます
電池のことは、私がおもしろいなと思っただけのことですが、大切なのはこれからです。
以下、補聴器メーカー・ワイデックスさんのHPより引用しています。
『補聴器』という名称で販売されている製品は、補聴器メーカーが厚生労働省に申請し、
厚生労働省から正式に医療機器として認定されているものだけです。『補聴器』は薬事
法で定められた管理医療機器として指定されているため、効果や安全性などについて
一定の基準をクリアする必要があり、個別の製品ごとに正式な認定を受けなければ製
造販売はできないことになっています。
補聴器=医療機器(消費税かからない)
集音器=電化製品(消費税かかる)
集音器は必要以上に大きな音が出て、お耳の神経を傷めてしまう可能性もあります。
ならば、【補聴器】なら安全なのでしょうか?
残念ながら、集音器だけでなく、補聴器も通信販売されてしまっているのが現状です。
補聴器は、当然のことながら、「聞こえが低下してきた方の聞き取りを改善するためのもの」
ですから、「使用する人の聴力に合わせて細かく調整すること」を前提に作られています。
また購入後は、その方の生活環境に合わせて繰り返し調整していくことで、お耳に合った
補聴器になっていきます。「調整なし」でお耳に合うことは、ほとんどないのです。
補聴器は安いものではないので、充分に効果が望めることを各種測定で確認した 上で
オススメさせていただいております。
聞こえのご相談は、さぬき市・東かがわ市で唯一の認定補聴器専門店へどうぞ。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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