造幣局見学いよいよ工場内へ
三本松 メガネのカワイ 店長ブログです。
夏休みに家族で大阪に行きました。
1日目はUSJで遊んで、2日目は造幣局の工場見学です。
予約の時間より早く着いたので、先に造幣博物館を見学しました→ ★
工場へ入る前に、まずは造幣局の仕事についてお話を聞きます。
大人用と子供用のパンフレットがあって親切です。
こちらは創業当時に使われていた外国製の圧印機。
コインに模様をつける機械ですね。
さて、なかなか立ち入ることが出来ない造幣局の工場です。
素材を溶かして板状にして…というのは広島支局で行われていて、ここ大阪本局では
板から打ち抜くところからやっています。
こちらは「シスル」と呼ばれる硬貨を抜いた後の板で、再利用されるそうです。
打ち抜き→縁をつける→洗浄・乾燥→表裏の模様、ギザつけ→
→検査→計数・袋詰め…という流れです。
ガラス越しで少し遠いですが、要所要所の作業はモニターに中継されていてよく分かります。
出来上がったお金が手の届きそうな位置に展示されていました。
100円硬貨が10万円分、500円硬貨が50万円分です。掴み取りしたいですよね!
見慣れないコインですが、スロットのコインではありませんよ~
バングラデシュの5タカ(約2円)硬貨。日本で外国のお金が製造されていたとは驚きです。
箱詰めされて、船便で送られるそうです。なんで飛行機がダメかはお分かりですね?
さて、最終工程へ。
先頭でガイドのお姉さんについて行くウチの小学生。やる気満々です。
出来上がった硬貨は計数の上、厳重に袋詰めされます。
工場の内部はほぼオートメーション化されていますが、普通におっちゃんも働いています。
「1枚くらい…」というのはムリな話(笑) 工場の出入りは金属探知機で検査するので、
自分のお金を持って入ることも不可とのことです。
50袋で1パレットと呼ばれ、500円硬貨だと5000万円分になります。
100円硬貨の1パレットが最も重く(枚数が多い)960kgにもなるので、持ち上げる際に
さすがのリフトもよろけてしまいます(笑)
以上、造幣局の工場内の様子でした。
ここは間違った情報を伝えてはいけないので、お姉さんの言うことをキチンとメモを取って
きましたよ
オマケの写真。(クリックで拡大します)
一・十・百・千・万・億・兆・京…このあたりまでは知っていますが、
垓(がい)杼(じょ)・穣(じょう) 溝(こう) 澗(かん) 正(せい)
載(さい) 極(ごく) 恒河沙(ごうがしゃ) 阿僧祇(あそうぎ)
那由他(なゆた) 不可思議(ふかしぎ) 無量大数
あ~疲れた でも、不可思議て(笑)
無量大数は小学生が好きな単位ですよね!
こちらは小数点以下の単位です。
プロ野球の首位打者争いでは「毛」や「糸」の争いになることもありますね。
こっちは書きませんが、クリックで拡大しますので、興味のある方はご覧ください。
帰りは桜ノ宮駅まで歩きました。疲れた~
造幣局編はこれで終わりです。お金の工場の雰囲気、少しは伝わりましたでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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