補装具判定会
三本松 メガネのカワイ 店長ブログです。
先週の定休日は、地域の補装具の判定会に参加してきました。
さぬき市津田町の合同庁舎へ。
判定会とは義肢や補聴器を必要とする身障者と医師や県の福祉事務所、市の福祉課
の方、そして私のような認定補聴器技能者が立会いの下、機種を決定する会です。
ついでに【障害者総合支援法】における補聴器の取り扱いについて触れておきます。
両耳の聴力レベルが、それぞれ「平均70デシベル以上」になると、聴覚障害者6級
となります。70デシベル以上というのは、簡単に言うと、耳元で大きな声で言ってあ
げないと聞こえないレベルです。これに該当すると原則1割負担で標準的な補聴器が
支給されます。
よくある誤解ですが、
× 補聴器購入に補助が出る
〇 適合する補聴器が支給される
ですので、自分の希望する性能や形のものが選べるわけではありません。
順序としては・・・
1、身体障害者手帳の取得
①市役所の福祉課に相談
②指定の耳鼻科判定の診断と検査を受ける
③医師の意見書などを添えて福祉課に申請
2、補聴器の支給
①福祉課に判定会の予約(購入希望店を指定)
②判定会に参加
③見積もり(販売店→市)
④審査(市→県→市)
⑤支給券が届く
⑥補聴器を受け取る
東讃地区で行われる判定会は2月・5月・8月・11月の年4回ですので、タイミングに
よっては申請から受け取りまでかなりの期間を要することもあります。
ここまで厳正に運用している都道府県は少ないと思いますが、多くの人が関わること
で不正が行われる可能性は極めて低くなります。それぞれの負担は大きいですが
そんなわけで、珍しく仕事の話を書いてみました。
福祉の補聴器の取り扱いはとても手間がかかりますが、私にしか出来ない地域貢献
かなと思い、続けさせていただいております。
東かがわ市民27,919人分のオンリー1です
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